電子工作は子供から大人まで楽しめる趣味です。
小学校の理科の実験で豆電球を光らせるようなことをやった経験が誰しもあると思います。
理科の実験が好きだった人は電子工作に向いているかもしれません。
数学が苦手なひとは難しいと感じるかもしれませんが、簡単なものだとLEDを光らせてイルミネーションや簡易なキッチンタイマーが作れます。
難しいものだとテレビやエアコンのリモコンの信号を読み取って代わりとして使えるようにする学習リモコンがあり、昔の赤外線通信ができる携帯にはテレビリモコン機能が付いたものがありました。
子供の工作レベルの物から私生活を豊かにできるものまで幅広いものが作れ、電子工作を始めるにあたって最低限必要なものは
- レッドボード(1000円程度)
- 作りたいもので必要な部品(ピンからキリ)
- テスター(ピンからキリ,安いものだと1000円程度)
- 半田ゴテ(ピンからキリ,安いものだと1000円程度)
- 半田(1000円程度)・配線(500円程度)
- ニッパー(ピンからキリ、1000円程度)
- 電子工作入門書籍(必要であれば)
ブレッドボードというのは部品や配線を挿すことができる導通する板で、基板に半田付けしなくても回路を組むことができます。
本来は回路を試作するためのもので、動作確認ができれば基板に部品を半田付けします。
半田付けをする場合、基板の配線を考えなければなく、最初は小さなブレッドボードに配線をして箱につめてしまうのもありです。
部品はLEDだと1個10円ととても安く、高いものだとセンサ類では数千円するものもあります。
作りたいものによってだいぶ変わりますが安いものを選べば安く済み、テスターは電流や電圧を見ることができる測定器です。
電子回路は目で見ても動きがわからないものが多いので、うまく動かない時は電流、電圧を見て動作を確認します。半田ごて、半田、配線、ニッパーは部品同士を溶接するために使い少し技量が必要です。
必要であれば基板を買って配線すると楽で、基板は1枚100円程度です。
書籍はインターネットで調べれば電子工作のことはわかるので必須ではないですが取りあえず始めたいという人は入門書の通りに進めていくと安心です。
作りたいものによっては難易度が大きく変わります。
R8、PIC、arduinoといったマイコンなどを扱う場合はプログラミングの知識が必要になります。
できるようになればとても楽しい趣味になりますので皆さんも初めてみてはいかがでしょうか。