ここではスケボーを始めるために必要なもの・どこで練習すればいいのかを説明したあとスケボーの魅力を少し書きたいと思います。
スケートボード初心者:最初に必要なもの
最初はスケボーに必要なものを説明していきます。
スケボーは大きく分けてデッキ・トラック・ウィール・ベアリング・ブッシュの5個のパーツでできています。
といっても名前だけ聞いてもわからないと思うので一つ一つ説明していきます。
スケボー始めるにあたってのおすすめコンプリート
初心者の方はコンプリートモデルを使うことが多く入門編といったところでしょうか。
スケボーのコンプリートとは?
スケボーの部品はいろいろ分かれていて技術や好みなどによって使い分け購入して組み立てますが、初心者のうちは好みどころかよくわからないというのが現状だと思います。
その為に全て組み立て済みの商品をコンプリート(完成品)モデルといいます。
正直いい部品を使っているわけではありませんが、その分値段が安いというのが一番の魅力ではないでしょうか。
これからご紹介する部品などはある程度できるようになってこのコンプリートモデルから卒業する時に必要なのでご紹介いたします。
スケボー:デッキ
デッキとはスケボーの板のことです。
このパーツはスケボーの中で最もサイズや形にこだわる人が多いと思います。
細いとデッキを回しやすかったり、太いと安定したりといろいろあるのですが正直なところ最初はほぼわかりません。
なので最初にデッキを選ぶときのポイントはデッキのデザインや形、最初から好きなプロスケーターなどがいればその人のモデルだったりとにかく気に入ったものでです。
サイズもそこまで考える必要はありませんがあえておすすめをするなら7.75~8.0の間くらいがいいと思います。
デッキの値段の相場はだいたい10,000円くらいです。
安いものではないので本当に自分で気に入ったものをお勧めします。
スケボー:トラック
トラックとはデッキとウィール(タイヤのこと)をつなぐパーツでデッキのサイズによってサイズが決まります。
なのでトラックを買うときはデッキとのサイズをしっかりとみてから買いましょう。
サイズがバラバラだと乗っていてグラグラしたり、ウィールとデッキがぶつかって転ぶこともあり危険ですので注意しましょう。
サイズ比などはトラックのメーカーによって異なるのでメーカーに合わせて調べてください。
トラックの値段の相場はだいたい8,000円前後です。メーカによってけっこうデザインが違うので人との違いも出せます。
スケボー:ウィール
ウィールとは少しトラックのところでも出てきましたがスケボーのタイヤのことです。
ハードやソフトなど硬さにもそれぞれ違いがありサイズによっても安定しやすかったりデッキを回しやすかったりとデッキと同じくらいこだわる人も多いと思います。
最初におすすめするウィールはサイズが52mmか53mmくらいで硬さはハード目のがいいと思います。
ウィールの相場はだいたい5,000円~7,000円くらいです。
メーカーは気に入ったものをお勧めします。
スケボー:ベアリング
ベアリングとはウィールの中で摩擦を減らして回転を助けているパーツです。
ベアリングにはABECというのがあり主に3.5.7があり数が増えるほど早くなるので最初は5でも十分です。というか早いです。
メーカーなどはどこでも大丈夫ですがあえておすすめするならボーンズです。
このメーカーのベアリングは壊れにくく早くてお勧めできます。
安いのだと3,000円しないくらいで買えると思います。
スケボー:ブッシュ
ブッシュとはトラックについていてスケボー全体のバランスやデッキの傾きなどを調整するパーツです。
ブッシュは最初からトラックについているのでいいと思います。
キングピンナットと呼ばれるブッシュをとめているナットを閉めたり緩めたりすることで調節できるので自分が乗りやすいように調節してください。
以上の5個のパーツをそろえるとなるとだいたい30,000円くらいでなかなか高いです。
ですがショップに行けばだいたいセール品があるのでもう少し安く買えるとは思います。
ネットだとさらに安く買えますが最初は近くのショップに行くことをお勧めします。
なぜかというとショップの人はだいたいスケボーをやっていますしショップに集まるスケーターなんかもいていろいろ教えてもらえることがあり、初心者にはいい環境だと思いますのでぜひショップに行ってみてください。
スケボーの魅力
スケボーの楽しみのほとんどは達成感だと私は思います。
ビデオで見たあの技をやりたいって思ったらその技を一生懸命に繰り返し練習してやっとできた時の達成感は感動です。
転んでケガをしたり苦しいこともありますがそれにも勝るほど楽しです。
一人で黙々と練習している時も仲間と一緒にゆったりと滑る時もどちらにも違った楽しさがあり、ある程度できてくると今度は新しい技の練習ではなく特異な技をとことん練習して完成度を高めてみたり周りと違うスタイルを出して滑るのいいです。
スケボーは自由です。
うるさいコーチもいなければ、やりたくないなと思ったときにはやらなくてもいいのです。
すべては自分次第で上手くなるか、それとも途中でやめてしまうか自分で自由に決められます。
そういった中で自分をどこまで高められるかというのもスケボーの魅力の一つであると私は思っています。
皆さんもスケートを楽しんでみてください。