大学デビューの田舎者が東京で調子に乗って借金まみれになった話

借金

大学のデビューの自分は「遊ぶ」ということに慣れてなかった。

東北の地方都市から上京して背伸びをしていた。

友人に誘われて人生初めての合コン、夜遊び、デート・・・。

 

東京という街がまるで異世界のように輝きをはなっていた。

最初は少し怖さもあったが徐々に慣れてきた自分はまるで生まれ変わったかのような気分になり東京での生活を満喫していた。

 

そんなある日、自分に彼女ができた。

1歳上の可愛い彼女。

 

人生初めての彼女を大切にしたい、嫌われたくない、その一心で毎月毎週のようにご飯に連れて行き、プレゼントを買い与えていた。

 

バイトは自転車操業になり、いつしか消費者金融に手を出すまでになった。

気がつけば借金が100万円を超えていた。

 

田舎者の自分は都会にされていないことに加えて、お金を使うこと、貯めることにも慣れていなかった。

 

事の深刻さに気づいたいのは、借金を返せなくなり、色々な催促が来始めてから。

漫画のようなヤクザの怖いおじさんはこなかったが、人生が崩れていくような怖さを感じた。

 

差し押さえ、取り立て、などの文字が毎日のように目に飛び込む。

バイトをしても焼け石に水、もうどうしようもなかった。

 

そんな時に、人生の転機が訪れた。

何気なく買った宝くじでなんと300万円を当てたのだ。

 

嘘のようだが本当である。

人生何が起こるか分からないから面白い。

 

借金を即返済しても手元には、200万が残った。

天にも登る気分だった借金100万円が貯金200万円を手にしたわけだ。

 

お金に困っていた日々が嘘のようである。

その200万を手に毎晩のように夜遊びをした。

 

欲しいものも買った。

彼女にも貢いだ。

 

そして半年後、気がつけば借金が100万円を超えていた・・・。

嘘のような本当の話である。

タイトルとURLをコピーしました